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ただいま! [日記]

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こんばんは。
羊毛フェルト・小鳥の専門家の森のことりです。
この前の更新から二か月以上が経ってしまいましたが
お変わりありませんか?

健康上の都合で一年以上中止していた我が家での手芸サークルも再開しました。
その時に友人がプレゼントしてくださった本の表紙を載せています。
私が絶対に喜ぶと思って買ってきたとてくださった本です。
タイトルは「世界のかわいい小鳥」ですが
中身はほとんどが日本で見られる可愛い小さな野鳥が満載です。

長いあいだ、お待ち過ぎているオーダーの小鳥たちを優先に
羊毛フェルトの小鳥たちで寒い冬をあたたかく過ごしていただけるよう
作品作りに励んでまいりますので
よろしくお願い申し上げます。

今朝、届いたメルマガに
明日、11月5日に171年ぶりに「後(のち)の十三夜が見られることが書かれていました。
もし晴れていれば、お忙しい日常にほっとひといきいかがでしょうか?
ブログを更新できていない間も写真はたくさん撮りためてきましたので
よかったらまた、遊びにいらしてくださいね。

171年ぶりの名月記事はこちらからどうぞ


憧れの羊毛フェルト作家さん【felticoさん】 [日記]

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こんばんは。
羊毛フェルト・小鳥の専門家の森のことりです。
ネットで眺めているだけでは飽き足らず
どうしても実物が見たくて欲しくて
メールを書くたびにドキドキしながら
私の憧れていた羊毛フェルト作家の【feltico】さんにブローチの制作をお願いしました。

本屋さんにはブローチの作り方の本がたくさん販売されているし
手芸屋さんに行けばブローチのキットもたくさん見かけるのに
私の住んでいるところが田舎すぎるから?なのか
【羊毛フェルトのブローチ】を付けていらっしゃるかたを見かけたことがないのです。

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京都市内で交通機関を使って通勤している知人数名にも
羊毛フェルトのブローチをしているかたを見かけたら
どんな雰囲気のものを使っていらっしゃるのか教えてと頼んでも「見た記憶がない」と言われます。
作ってみたい願望があってもなぜかイメージがわかなかったブローチ。

そんな中、小さい女の子も、大人の女性も着けると笑顔になって
歌手や俳優さんの衣装デザインとして羊毛フェルトのコサージュやブレスレットなどを
作っていらっしゃる作家さんのブログを見つけました。
薄い花びらや鳥の羽には向いていないと思っていた羊毛フェルトで
花をお作りになっていらっしゃったのが羊毛フェルト作家の【feltico】さんです。
私が作っていただいたのは【hidamari(ひだまり】というシリーズのブローチです。

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性質や素材の異なる複数の素材を組み合わせて
素材の質感の違いが小さなお花畑のようなブローチ。
ブローチの他にも静かな場所にでかける時ならバッグチャームに。
小鳥のお人形と一緒に撮影すると、野原に降り立ったような雰囲気になりました。

作品が届いた時の開封するときのわくわくするような気持ち。
届けられたのは作品だけではないことに気が付かせてくださった
felticoさん。どうもありがとうございました。
felticoさんとのやりとりで
使う楽しみも届けられるような作家になりたいと思いました。
ご本人の許可を得てブログとホームページを御紹介させていただきます。
【felticoさんのブログはこちらになります】
【felticoさんのホームページはこちらになります】

追伸 
季節外れの写真を載せるこっそりシリーズは今回だけお休みしますね。

光の賛歌 印象派展 [日記]

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おはようございます。羊毛フェルト・小鳥の専門家の森のことりです。
前回の更新から一か月もあいてしまいました。
お変わりございませんか?
冬は気を付けて風邪らしい風邪をひかなかったのに
気温が30度になった4月末にぜんそくがでているところに風邪をひいて
空咳がとれず、今に至ってしまいました。

それでも、主人の代休の日に近くまで車で行ける日があったので
出かける前に気管支拡張剤を吸って、ぜんそくがとまっているうちに
どうしても今を逃すと次は無いところだけは行ってまいりました。
それが今日が最終日とのことですが
京都文化博物館で開催されている「光の賛歌 印象派展」です。

一枚目の前売り券に使われている絵は
所蔵国ベルギーのトゥルネー美術館が巨額を投じて修復して
過去60年間に二度しか館外に出なかった名画、マネ作の「アルジャントゥイユ」。
修復が間に合った京都展のみ出品されたそうです。

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二枚目のおさんぽブックの表紙に使われている
モネ作のボストン美術館所蔵の「ブージヴァルのダンス」も異例の出品だそうです。

今日、載せた写真の絵画は遠目に見て畳(たたみ)4枚分ぐらいの大きなサイズでした。
遠目と書いたのは、人気の作品には人だかりができていて遠くからしか見られませんでした。
それでもに三時半過ぎぐらいの入場ですとエレベーターまで待つことなく
比較的すいているとのことでした(最終日の今日はわからないです。すみません。)

世界8か国35館から印象派の名画が、飛行機に乗らなくても
一か所で見られる機会は滅多にないことなので行ってきました。

東京富士美術館開館30周年記念の記念事業というこうとで
二年前から各美術館に持ち出しの許可の交渉をされたことを伝え聞きました。
貴重な美術品は貸出先に信用が無いと国外を出ることは非常に難しいそうです。
印象派展は東京→京都(今日まで)→次は福岡へ巡回するそうです。

作品の大半は河畔や川辺、海岸の絵が多かったので絵画の中では
その時代その土地のそよ風が吹いていて
現実は、めまいのしそうな大混雑の館内でしたが、
やっぱり風景画っていいなぁと思った絵画展でした。

最後にブログをお休みしている間に載せられなかった私の小鳥たちの写真を。
こっそりと。このシリーズ続きます(爆)
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京都のモーネKOMPISへ [日記]

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おはようございます。
羊毛フェルト・小鳥の専門家の森のことりです。
先週15日の土曜日に京都のモーネコンピスへ
グラフィック工芸コース5期生9名の「もの作り」展へ行ってきました。
毛糸を編むことがお好きでデジタルのお仕事をされている受講生のかたが作られた
作品を一番見たくて行きました。(トップ写真はモーネからお借りしたものです)

3年間モーネであらゆるアートの実験をしてこられた皆さんの作品は
写真よりも実際に目で見ると、いつも圧巻です。
遠方から京都へ通い続けることや、お仕事をしながら、あるいは
御家族のお世話をしながら自分自身の課題に向き合うなど
3年のあいだには、やめてしまいたい時や置いておきたい日も少なからずおありだったと思います。

放り出したり、逃げなかったその人の時間と3年間やり抜いた結果が
迫力として迫ってくるのかなぁと感じた作品展でした。

グラフィック工芸コース5期生「もの作り」展の様子

モーネのジャンルにとらわれない、のびのびとしたアートは
お手洗いに一番現れているのかもしれません。

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トイレットペーパにかけてあるコピーされたイラストがシックな配色だったり。

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タイルに見えますが、実はこれ、あらゆる箱の裏側を同じサイズに切り取って
貼ってあるだけだったりします。
どこの会社の何が入っていた箱だったかまで小さく書かれています。

「“想いを届ける”は、ものをつくることだけじゃない、
じぶんの想いをどう見せるかを考えてみてほしい。」とグラフィック工芸コースの記録のどこかに
井上さんの言葉が書かれていました。
そこまで考えて作ってなかった・・・・・・
何か自分に足りないことを気付くためにやっぱり私にはいかなくてはいけない場所なのでした。




Art in hospital(アート・イン・ホスピタル) [日記]

こんにちは。
羊毛フェルトの小鳥の専門家・森のことりです。
前回の更新から日があいてしまいました。
モーネのニュース(ブログ)のリンクをたくさん貼り付けたかったので
モーネ工房を主催されている井上さんの日々の紙と旅の紙 展 に出向いて
直接許可をいただくためこの展覧会が開催されるまで更新できるのを待っておりました。

井上さんが携わったお仕事の中に四国こどもとおとなの医療センター のホスピタルアートがあります。
デザインをするお仕事にこのようなジャンルがあることを初めて知りました。
地下鉄駅や博物館など公共施設をいろどるパブリックアートをたくさん手がけてこられた
銅版画家の山本容子さんもホスピタルアートの作品を描き、思いを綴られた本が
出版されていることも最近知りamazon(アマゾン)で取り寄せました。
そこでホスピタルアートの先進国がスウェーデンであることを知ったのです。

スウェーデンでは病院を建設する際に予算の1%を必ずアートに使うように
法律で決められているそうです。
治療する器具と同じように芸術が道具として患者さんの治療に使われ
子供病院では,何故か私の予想通りアート作品の木と小鳥が据えられていました。
入院しているとベッドから見えるのは天井と点滴をぶら下げた器具だけです。
このことは二十代の時に何度入院したか覚えていないぐらい入院した私の経験上、
気持ちが滅入ってくる日常風景です。
amazon(アマゾン)の予約画面で山本容子さんの本の表紙を見た時に
これは夕暮れの美しい空に街灯の絵が描かれているんだなぁぐらいの認識でした。

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ところが、本が届いてよく見ると、病院の天井画と点滴の器具が写っている
患者さんがベッドに寝転んだ視界から見える写真でした。
この写真を見て、幾度となくこの光景を見てきた私は
まだまだ知られていないホスピタルアートに携わりたいと思いました。

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しかし、病院に作品を提供できる作家や団体はごく一部のかたたちです。
それでもホスピタルアートに関して何も知らない私が
このような芸術を目指していきたいと思ったのは
井上さんの介護が必要なお母様が緊急入院された時のこの記事でした。
▼▼ちいさなホスピタルアート

「この記事に感動しましたので、私のブログにリンクを貼らせていただけないでしょうか?」と
直接口頭でお願いした時に、この記事のアクセスが通常の倍ほどあったことをうかがいました。
関心の高さを実感されているそうです。

他にもモーネのホスピタルアートの一環で羊毛フェルトを使った
こんな記事もリンクさせていただきます。

▼▼モンジュネモのホスピタルアート

手の跡が残るデザインを学べる機会になればよいとお考えになられた紙の展で
こんな道を歩いていきたいという目標が定まりました。
スウェーデンと同じものが日本に向いているとは限らないでしょう。
それでも患者さんや御家族や医療従事者のかたまでを励ませるような芸術の力を
私は信じたいと思います。


初めて箱市(手づくり市)に参加した場所 [日記]

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こんにちは。
羊毛フェルトの小鳥の専門家・森のことりです。
今日から日常が戻ってきましたね。

新しい年のスタートは私が一番最初に羊毛フェルトの小鳥を販売した
モーネ工房の写真です。
写真は昨年の2013年11月3日から10日までの約一週間行われた2013 モーネ文化祭の模様です。
グラフィック工芸コース「い」組、「ろ」組の各学年の展示と卒業生の「オススメの一冊」が展示され
椅子に座ってゆっくり本を読めるような図書室のような空間でした。
箱マーケットや手回し焙煎機でいれられたコーヒーの模擬店などがありました。

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このモーネ工房を主催するグラフィック工芸家の井上由季子さんとの出会いは
ご主人が撮られたつがいのメジロの小さな小さな写真がきっかけでした。
この写真がなかったら、この本を買うこともなかったぐらい可愛い写真なのですが
大きさが切手二枚分ぐらいしかない写真が立ち読みでよく見つかったと思うぐらい
不思議な出会いでした。
井上さんとお友達のカードのやりとりが数ページに渡って掲載されていて
長い文章を書かなくても手紙を書くことが気楽にできるアイデアが満載の本です。

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軽度のうつ病で今まで普通にできていたことがポツポツとできなくなっていた時期。
どうやって知ったかは全く覚えていないのですが家から車で20分ぐらいのところにある
京都市立芸術大学で一般成人に向けた十人ぐらいで受ける「カードは手作りが楽しい!」という
サンキューカードを作るワークショップがありました。
無気力だった当時の私がこれは受講してみたいと思ったので三日間受講した時の講師も
芸大で非常勤講師もされているモーネの井上季子さんだったのです。
自分が買った本のきっかけになったかたが目の前にいらっしゃる不思議。
そして、この時に井上さんが用意してくださったあらゆる資材の中に
今、巣を作るときに使っているAVRIL(アヴリル)の糸をこの時すでに何も知らないで
使っていたことを今朝、思い出しました。

井上さんの作り出されるデザインやお仕事、お人柄。
あらゆる分野のかたの展示会を作り上げられ、少人数のワークショップや
デザインの実験を年間通して行う寺子屋教室。
書籍やモーネのブログや受講生のかたの作品に接するにつれ、
直接指導は受けていなくても
自分が作品を作り出す背骨がしっかり持てるようになってきたと感じています。
井上さんに一番お好きな国を尋ねたらスウェーデン」と答えられました。
このことがまた私の目標や夢につながっていくことになるとは、
その時は全く気が付きませんでした。(つづく)

お礼と小さなスズメと [日記]

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こんにちは。森のことりです。
こちら京都では台風が嘘のように晴れ渡っている一日です。
たいへん御心配をおかけしました。
直接メールやコメントで御連絡をくださったかたがたへ御礼を申し上げます。
私の住んでいる桂川の上流側は水源に被害を受けて少しの時間の断水が一部の地域にあり
場所によっては浸水した家屋や店舗もあり被害がバラバラなので
大丈夫ですと言い切れないのですが
私自身の日常生活は台風前と何も変わらずできていることに感謝します。

予定時間よりも早く断水が解かれたことに、あの大雨の中、作業されたかたがたにも
御礼を伝えたい気持ちです。

今もなお、後片付けに追われていらっしゃるかたがたがおられることを忘れずに
自身のできることを続けるしかないので、今日は最近知った
小さなスズメのニュースをご紹介させてください。
原文のリンク先も貼り付けておきます。
雨の日に保護されたまだ幼いスズメのお話です。
下記のリンクから小さな奇跡の物語にぜひ遊びにいってみてくださいね。

【原文はこちらです:BORED PANDAより】
I Found A Blind Baby Sparrow Below My Balcony After A Storm.
【日本語で紹介されたページはこちらです】

2012年 羊パレット人気投票一位の作家さん [日記]

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おはようございます。森のことりです。
二月末に恵文社一乗寺店で開催されていた鈴木オリエさんの羊毛ミニ造形展に行ってきました。
(現在は作品展は既に終了しています。)
京都文化博物館で開催された羊パレット2012Kyotoにエントリーされたすべての作品の中で
人気投票で一位になられた作家さんです。
【ブログ】ORIE SUZUKIはこちらです。
御本人の許可をいただいてリンクさせていただいています。

水フェルトとニードルフェルトを駆使した自由な作品たちは、みんな笑っているように見えて
恵文社一乗寺店の小さな窓際の展示スペースから
あたたかく楽しそうな音楽が聞こえてきそうな空間でした。
オリエさんの使われる色彩は
濃い色彩同士の組み合わせが季節を表せることができるのだと大変勉強になりました。

一本ずつ窓辺に飾られたORIEさんのカラフルなポンポンとリンゴを見て
雛祭りが近かった時期だったので雛祭りの吊るし飾りと重なり
小鳥バージョンを作ってみたいなぁと思いながら4月が終わってしまいそうです。
たくさんの色が使われていて可愛いオリエさんの作品は
恵文社一乗寺店さんスタッフブログで紹介されています。
作品展でのオリエさんの子たち
可愛い動物や赤ちゃんのように「笑顔引き出し装置」が入っていそうな作品たちに
画面上ではありますが、是非会いに行ってみてくださいね。









羊毛フェルトで作りたい春の小鳥たち [日記]

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こんばんは。森のことりです。
毎日、雪か雨の降る冷たい寒さの日が続いていますね。
あたたかい春が待ち遠しいですね。
栃木県日光市で震度5強の地震があったそうですが御無事でしょうか。

パソコンを新しくしてから四苦八苦しています。
前まで簡単にできていたことが、出来なくなってしまった機能などがあり
サポートセンターに一時間以上かけて相談員のかたを質問攻めにするも
一人で作業するとまた出来ない、わからないの振り出しに逆戻りです。

ギャラリーKOMPISさんから戻ってきたスズメのヒナたちをすぐに【iichi(イイチ)】に
出店したかったのですが、ブランコのワイヤーの強度を強くするために
いろいろ探したり、ホームセンターのかたに相談しながら
ブランコスズメを持って店内をウロウロしたり、資材や資料や本が集まってきています。
製作の手が止まっていて
まったく手芸とは関係のない職業のかたにまで「次はアウトプットですね」といわれる始末です。

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ブログの更新ができていない間に、昔一緒に暮らしていたメジロ(名前は抹茶といいます)の命日を
バレンタインデーの日に迎えました。
十年以上経っても、やっぱり会いたいです。
生まれ変わって、どこかの星か、どなたかの子供として生まれ変わっているのなら
命日は、次に生を受けるお誕生日ととらえて、夫婦で毎年この日は
しんみりするよりもスイーツでお祝いしています。
早咲きの梅も今年は寒くて、なかなか満開になりませんが
メジロの好きな梅が咲きだすと、メジロをたくさん作りたくなります。

明日はまた長時間でかけなくてはならないのですが
待ち時間でできる小さな手芸道具一式もいっしょに持っていって進めたいと思っています。
その作品はサンプルなので自分用になってしまうと思うのですが
完成したらまた御覧になってくださいね。
鳥の種類はツバメのヒナです。
また、可愛い鳴き声が聞こえてきそうなヒナたちを作りたいと思っています。

風邪はもちろんのこと、雪の事故などにもお気をつけてお過ごしください。








今年もよろしくお願いします [日記]

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明けましておめでとうございます。
おひとりおひとりのご健康とご多幸を祈って。

そして世界中の子供たちの生命と人権が守られる星になりますように。
やすやすと国境も海も越えていく鳥たちに願いをこめて。

今年もよろしくお願いいたします。

2013年1月2日 森のことり


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