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スズメのイラスト~最初で最後のアクリル画~ [イラスト]

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まだ羊毛フェルトという素材があることさえ知らなかった頃のアクリル画です。
イラスト・デザインの通信教育をやっとの思いで修了できたころ、絵本を描いていました。
公募に二回応募するも日常にありふれたストーリーで今、思い出しても
絵日記のような絵本でしたので「絵手紙コンテスト」と同じく落選続きでした。
その中で一枚だけお気に入りだった絵をずっと厚紙にはさんで大事に製図ケースに入れて
とっておいた絵が写真のスズメのイラストです。
ベランダにえさを食べに来る可愛い光景を切り取った作品です。

この絵のためだけに額装して準備が整い次第【iichi(イイチ)】に出展するつもりです。
私が【iichi(イイチ)】だけをマーケットプレイスに選んだのは二つ理由があって
そのひとつの理由が大好きな絵本作家の谷口智則さんが【iichi(イイチ)】で
同じく販売されていたからです。
著名なかたには【iichi(イイチ)】から出店の依頼がきて販売されていることを
数人のかたのブログで読んでいました。
百貨店や美術館に作品がたくさん置かれているかたが、わざわざ人の目に触れる機会の少ない
ひとつのサイトに一枚だけ出店されていたのはきっと依頼があったのだと勝手に推測しています。

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二年前に大阪の旧サントリーミュージアム天保山(てんぽうざん)で開催された
「ポーランドの至宝展」を見に行った時のことです。
グッズ販売のコーナーに初めて見る動物達の仲の良い楽しそうなイラストに釘付けになりました。
その絵本作家がNHK WORLDなどで日本昔話の挿絵をされている谷口智則さんだとは
全く知らずにカレンダーとポストカードをたくさん買って帰りました。

そして、スズメのイラストの額装をお願いしに行ったJR京都伊勢丹のアートコーナーで
何やら人だかりができています。
大きな黒いキャンバスにアクリル絵の具で動物の絵を描いていらっしゃる
谷口智則さん御本人のライブペイントの真っ最中でした。
まさか【iichi(イイチ)】で出店することを決めた谷口さんその人にお会いできるなんて
どれぐらい少ない確立なのでしょう。
そばにその作品があるだけで笑えたり、心を和やかにできるようなものをもっと作りたい。
もしできることなら泣いている人さえも包み込めるようなものを作りたいと
谷口さんの出来上がっていく絵を遠くで拝見しながら、そんな決意を新たにした
夢のような時間でした。




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