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ユッタ・フォテラー来日作品展 [日記]


日本画の上村三代・美の系譜展の案内の葉書きをもらいに
出かけて行った京都大丸展でたまたま出会った小さな展覧会。
メルマガで開催されていたのは知っていたのですが
まさか画家本人のたった一日だけのサイン会の日だとは
全く知らずに温かみのある伸び伸びした画風に釘付けになってしまいました。
赤・青・黄の三色と白しか使われていない色彩の銅版画は
どこか日本の色やモチーフが重なって親しみが湧きました。

百貨店に飾られた日本画を見て本当に生意気ですが
「上手な絵」と「欲しい絵」は違うと漠然と思っていたのです。
花でも小鳥でも絵からこちらへ抜け出してきそうなものが好きなので
ほとんど横向きの絵しか描かれていない日本画にちょっと飽きてきていました。
私が見たり、接したり、野鳥の写真を毎日ブログに載せていらっしゃるかたの小鳥たちは
当たり前ですが生きて動いているのです。それによく食べています。
それをまさに絵にしたユッタさんの作品でした。
1枚はとても私が買えるような値段ではなかったので作品集を買いました。
その作品集に私の名前とユッタさんのサインと小鳥のイラストを書いてくださいました。
「どうして3色しか使わないの?」とか
「描かれている絵は見たものなの?想像したものなの?」
「私が好きだと思ったものが何故かドイツのものが多いのが不思議」だとか
まるで小学生のように質問攻めにしてしまい、
ユッタさんと通訳さんと店員さんと短時間を楽しく過ごせました。
この出会いが私の小鳥の製作に生きるように無駄にはしたくないと強く思いました。


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チビクマ

ステキな展覧会で、しかも画家さんとお話までできたなんて、きっと小鳥作りの神様が森のことりさんとユッタさんの絵を引き合わせてくださったんですね♪
でも本当に今にも動き出しそうな小鳥達!ステキですね~☆
by チビクマ (2007-12-04 14:39) 

森のことり

チビクマさん、ありがとうございます♪
生きて動いて飛び回って、おいしそうに何かを食べてるのが
動物は当たり前と思っていたから
絵でそんな感じのものを、あんまり知らなかったので
ついついはしゃいでしまいましたf(^_^;)
チックちゃん、たっくちゃんとあんまり変わりません(>▽<)
by 森のことり (2007-12-05 01:19) 

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