良いお年をお迎えください [日記]
大晦日のこんな時間に訪れてくださってありがとうございます。
小鳥の羊毛フェルト作家・森のことりです。
2016年は小鳥を作り続けるために新しいことをたくさん始めた年となりました。
ヒナを二羽作るのが定着してきた感がありますが
年末には今までちゃんと作ったことがなかった翼をもった親鳥を制作しました。
メジロを保護した時に羽が生え変わる時期があり、その羽をずっと捨てられず
持っていた私にとっては、羊毛フェルトで翼を作る選択はありませんでした。
羊毛フェルトは毛羽立ってしまうからです。
本物の羽は見れば見るほど、よくこんな薄い羽が重なって空を飛べるなぁ・・・と
不思議な気持ちになるほど薄く、光が透けるほど繊細な作りをしているのです。
そこでやっとたどり着いたのが写真の翼です。
お客様の要望がありましたら羊毛フェルトでも翼をおつくりいたします。
そのうえで、体が羊毛、翼は羽に似た別素材を当ブランドのスタンダードに
育てていくつもりです。
全部を羊毛フェルトで本物のように作られる作家さんを否定してるのではありません。
むしろ細い線で羽の一枚一枚を専用針のフェルトで描くことは本当に難しい作業なのです。
それはそれは大変な時間と労力がかかって完成されているので尊敬に値します。
みなと同じでなくて、一人ぐらい変わったものを作ってても良いのではないか、
という考えなので誤解のないようにお願いいたしますね。
巣に入った小さなヒナたちは今の作り方で当分変えないつもりですが
一羽が作品になっている小鳥はこのような翼で育てていこうと考えています。
小鳥たちを新しいおうちに迎えてくださったかた。
ナイス!をくださったりコメントをくださったり、
応援してくださったお一人お一人にお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。来年はよりいっそう精進してまいります。
どうか穏やかに新しい年をお迎えくださいね。
小鳥の羊毛フェルト作家・森のことりより
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2016-12-31 23:59
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