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紙の仕事展 [作品展]

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久しぶりに9月19日から26日まで開催されていた「紙の仕事」巡回展を見に
京都・二条城近くのモーネ工房まで行ってきました。
お目当ては本でしか作品を見たことがなかったRARI YOSHIOさんの
作品を実際に見られるということでした。

3階までの階段を昇りきって入り口を入った奥の壁の真正面に
RARI YOSHIOさんの白い温かいハンドメイドの空間が広がっていました。
昔、お肉屋さんが揚げた出来立てのコロッケを入れるような
薄い薄い紙袋のような質感の白い紙を何十枚も重ねて
真ん中にペップをつけた紙のブローチが可愛かったです。
白い和紙で作られた植物のガーラントのような飾りも素敵でした。
今回は作家さんばかりの作品展だったので写真撮影は
井上さんのものしか許可がおりなかったので
感じだけでもお伝えできるように、即席で紙のブローチを作ってみました。
RARIさんの作品はもっと色んなニュアンスの白い紙で
重なった紙の厚さが1センチぐらいは、あったように思います。
ロクシタンのパンフレットの紙の柔らかさが似ていたので作ってみました(画像2段目・左側)
RARIさんのショップカードも、リサイクルのような紙にスタンプが押されただけですが
シンプルで、とても洒落ています(画像2段目・右側)

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入り口の右側には色んなお菓子の箱の裏側を似た色同士のグループに分けて
壁の一角がまるでレンガの壁のように埋め尽くされていました。
こちらは井上由季子さんと、お仲間が地道に集められて
名刺ぐらいの大きさの紙の一部に箱を提供されたかたのお名前と
何のお菓子の箱の裏側が使われているのかが書かれています。
その数の多さと微妙な色数の多さに圧倒されました。

別のかたの作品では紙でできた巣箱の穴から
小鳥の絵だったか写真だったか忘れましたが小さな枝にとめてあるのも素敵でした。
だけど、何ひとつ買わないで帰ってきました。
僭越ながら、自分にも作れそうな気がしたからです。
今、製作している作品が完成したら、少し作って御紹介できたらいいなぁと思っています。

久しぶりにモーネのシンプルだけど寂しくない素敵なデザインに触れて
家路に着くと、私も何か、作ってみたくなりました。
モーネのパンフレットやデザインがお気に入りのショップカードやポストカードに
製本用のフィルムを貼って、裏にはマグネットシートをつけて
メモをはりつけておくものを作ってみました。
やはり手を動かして、作りたいものを設計し、イメージを形にしていくことは楽しいです。
秋は、行ってみたい展がいろいろあるので、時間を見つけて出かけるつもりです。

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