突然聞こえなくなった右耳 [日記]
大変ご無沙汰しております。小鳥の羊毛フェルト作家・森のことりです。
ある朝、起きたら突然片耳が聞こえなくなってしまいました。
人生、本当に何が起こるかわかりません。
ガスコンロの真ん前に立っていてもお湯が湧いている音が聞こえず。
車に乗るとバックする時に鳴るピー音も聞こえていないときがありました。
自分に話しかけられても大丈夫なほうの耳で話し声は音として感じられるのですが言葉や内容が聞き取れません。
今までも飛行機の離着陸時や喘息が悪くなってくると右耳が詰まったりバクバクいうようなことがよくあったのですが、生活に支障をきたすほど聞こえないことが増えました。
耳鼻科に通っても治るとも通院してくださいとも言われない日々を過ごしていました。
呼吸器科の主治医も耳の閉塞感と喘息に因果関係は無いけれど大きな病院なら検査ができるので行ってみますかと勧めます。
だんだん大丈夫なほうの耳まで聞こえなくなっていく不安があったのですがステロイドを服用し喘息が回復するとだんだんと自然に治っていきました。
聞こえること、見えること、歩けること。
そして息ができることさえ当たり前でなくなると当たり前に出来ること幸せに感じます。
しんどくていろんなことを複雑に考え過ぎ、ほらあなから出られなくなっていた気持ちが溶けていくような体験でした。
一枚目の写真は闘病をされていた大切なかたから元気になったことを知らせてくださったポストカード。
二枚目の写真は遠い場所で頑張っている友人が撮影した花が自分の家の近くにも命の限り咲いていた姿。
まるで「くじけるな」とポツリと言われたようで最近の私の大切なものを写真に残しました。
年始に立てた目標が既にポキっとなってしまいましたが、いつでも今から、ここから始めます。
書くことさえリハビリになることにやっと気がついた春の終わりでした。
2018-04-27 12:11
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