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自分でやるのをあきらめたこと(前半) [製作の風景]

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こんにちは。
小鳥の羊毛フェルト作家・森のことりです。

5月上旬からベランダにあったものを全部玄関の外の共有廊下に移動させて
始まったマンションの大規模修繕工事。
マンションの外へ塗料が飛散しないように3メートルほどの網戸のカーテンが
張りめぐらされ、戸にはビニールの養生シートが張られ
カーテンを閉めるように工事会社から言われた通りにしますと
天気が全く家の中にいるとわからない薄暗い生活を数日過ごしておりました。
昨日は戸に貼られた養生シートが外され、
今日は一番外側に掛けられていた網戸の素材に似たカーテンが外されて
やっとリビングが明るくなりました。
久しぶりにリビングから空を眺めることができました。

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タイトルからはずれてすみません。
4月末まで参加していた「おうち大好き きみのおうちはどれ?」の
小さな企画展でこうぞ紙を使った巣箱の形に切り取ったこうぞ紙に
羊毛フェルトの小鳥のししゅうをはりつけたフレームカードを制作していた時に
おぼろげに作りたいなぁと思っていたものがありました。

クリスマスの時にツバメとメジロで作った作品はあったのですが
クリスマスの小物が貼り付けてあったので
もっとシンプルに無垢材の木肌をそのまま自然に残したようなものを考えて
材料を少しずつ集めてました。
それでもやっぱり手が止まるのは
自分でできない作業の「木を丸く切り抜く」という作業です。

本物の巣箱を作る時は、ホームセンターで売られている杉材を使います。
鳥たちが出入りする丸くくり抜かれた出入り口も
ひとつ作るぐらいなら気長にやれば柔らかい杉材ならあけられるらしいのですが
私が使うのは堅い木材で大量に作るのでいつものように近くに住む職人さんへ
お願いにうかがいました。

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いつも使っておられる電動ドリルを見せてもらって
「同じものを購入して、練習して自分であけられるようになろう」という気持ちは
木端微塵(こっぱみじん)に打ち砕かれました。
そのドリルは幼稚園のお子さんの頭ぐらいあり(抽象的ですみません)
持つだけでも大きくて重そうな機械を一人で作業するというのです。

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「好きな厚さ、好きな直径を言うてくれはったらいいよ」とおっしゃってくださるので
木の大きさによって1センチ単位で直径を変えてお願いしたのですが
大きさごとに丸い型を作って切り抜いてくださるのです。
この手間のかかる作業を無料でやっていただくことに大きな負い目を感じておりました。
代わりにお好きそうなお菓子でも・・・これも受け取ってもらうのにひと苦労でしたので
有料でお願いできる場所を探すことにいたしました。
(次回へ続きます)
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