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羊毛フェルト こすずめのお腹 [製作の風景]

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こんばんは。
小鳥の羊毛フェルト作家・森のことりです。
一気に真夏の暑さになりましたが、お変わりございませんか?
今日で毎日行っていた通院をしなくてよいとお医者様に判断してもらえて
たくさん制作に時間をかけられるようになりました。

脚の作り方だけのせておいて、その後、あの脚はどうなったのだろうかと
頭の片隅にでも覚えていてくださったら本当に光栄です。

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ワイヤーを芯にしたお腹の部分でつながっている脚に
ぐるぐるとワタワタ(ハマナカから販売されているあらかじめ刺しやすくフェルト化されている
シート)を巻きつけてひたすら専用針で成形していきます。
この時、脚の先っぽだけ見えていて、おなかで座っているようにしたい時と
脚の部分がかなり見えていて立っているように作りたい時とで
脚に巻くワタワタの分量を調整していきます。
お腹はまるく、ぶくっと?ぼてっと?しているほうがこすずめらしいと思います。

翼にとりかかる前に頭や背中、おなかにそれぞれの色のフェルトの原毛をのせて
また、ひたすら専用針で刺していきます。
ですが、そこまで、まだとりかかれていません。

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ヒナより少し成長したこすずめという御依頼なので翼も
ひなよりも模様がはっきりとわかるぐらいきれいに色が現れるように刺していきます。
飛んでいる小鳥の翼を作る時は、羽の枚数は実物と同じにしたほうが
断然、仕上がりがきれいですが
飛んでいない時は、どれぐらい作りこんで、
どれぐらい省力して翼らしさを出すかが今の課題です。
カラーコピーしたこすずめの翼をおおよその枚数だけ切り抜いて
重なって見えない部分と、必ず見えている部分を分けていく作業の途中です。

とんとん拍子に出来上がっていかなくてはがゆいですが
楽しんでいただけたら嬉しいです。
作れない日は、小鳥に関することも載せていきますね。

それでは今日も、熱中症や温度差によるお疲れなどが出ませんように
お元気でお過ごしくださいね。

(追記)
20年前の7月27日は我が家に、
メジロのひなを預かってほしいと役場から頼まれた忘れられない日です。
もし、この時この子に会わなかったら、
私はメジロという野鳥がいることさえ全く知らずに過ごしていたかもしれません。
もし、この子との別れがなかったら、鳥を作ろうとも思わなかったかもしれない
大事な大事な日に更新できて嬉しかったので記しました。
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