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羊毛フェルト 鳥の足のつくり方【実践編・爪編(後半)】 [森のことりの小さな専門書]

こんばんは。小鳥の羊毛フェルト作家・森のことりです。
少しあいだがあいてしまってすみません。
羊毛フェルトで小鳥の足を作るとき、
自分がふだん作っている方法と、もっと簡単な方法を両方載せようとして無謀にも
もっとわかりやすく説明できるように動画に挑戦していました。
三脚を立てて動画撮影を始めてみるも
撮影が一時停止になっていたり、
説明に熱中するあまり画面から手元がはみでてしまっていたり。
動画は台本もちゃんと作って
もう少し練習してからのほうがいいのが骨身にしみたので
文字と写真だけの説明になったことを御了承ください。
書き直しては消し、書き直しては消して更新したつもりでも、
わかりにくいところがありましたらお気軽に質問してくださいね。

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さてさて。ワイヤーで足を組み立てて立つことを確認してから 羊毛で肉付けしていくと
二本足で立ちやすいことを書いてきました。
今日は刺しゅう糸を巻きつけていきます。
つるつるしたワイヤーに細いししゅう糸をボンドでまきつけていくのが難しいかたは
幅5ミリぐらいのフローラルテープを引っ張りながら巻いていくと
粘着の強度が増しますので、代わりに巻いていってもかまいません。
では進めていきます。

【7】ししゅう糸を巻きやすいように両面テープで数か所、とめておきます。
 写真で説明しますと、ひらがなの「くの字」に見える折れ曲がっている箇所は
 必ずテープでとめておきます。
2015-5-19 (1).jpg

【8】次に6本つづりの刺しゅう糸を一本ずつバラバラにします。
 1本あたり、50~60センチに切っておくと扱いやすいと思います。  
 2本一度にまきつけていくと早く仕上がりますが
 1本を細かく巻いていくほうが仕上がりがきれいに見えると思います。
2015-5-19 (2).jpg

【9】ししゅう糸の15センチぐらいのあたりまで木工用ボンドをうすくのぼして  
 写真の赤い矢印のあたりから
 糸と糸のあいだに隙間ができないように巻いていきます。  
 この作業を足全体に、延々と繰り返して完成させていきます。  
 羊毛で隠れる、真ん中のお腹の部分は両足を全部巻いてから
 最後にししゅう糸(あるいはフローラルテープ)で巻きとめます。
2015-5-19 (3).jpg
途中で糸が足りなくなったら、継ぎ足して巻いていきます。  
指が分かれ始める箇所は、たすきがけしながら何度も往復してください。 

【10】爪の部分にあたる先端は、乾いてから、後でとがらせるので  
少し厚めに巻きとめていきます。
2015-7-8(7).JPG

【11】ボンドが乾いたら、よく切れる先のとがったタイプのハサミで
 先端が爪の形になるようにごくごく小さく切り落とします。
 糸を巻き終えてボンドが乾いて爪の形に切り落とすと、このような感じになります。
2015-7-8(6).JPG

もう少し本格的に作ってみたいかたは爪の色を足の色と変えてみてくださいね。  
フローラルテープで巻いたかたはその上から羊毛フェルトでまきとめていってください。
フローラルテープの粘着力で羊毛が付かない時は、薄く木工用ボンドを塗るか
硬化剤のスプレーでかためても構いません。 
やさしい雰囲気の仕上がりになると思います。

そろえる道具が少なくてすむように今回は爪に樹脂粘土を使っていません。
これで、立たせやすい鳥の足のつくりかたの説明は終わりです。

指の部分は
ゆっくりていねいに気長にがコツのような気がします。
巻く方向を、隣り合う指は時計方向に巻いてきたら、次は反対方向に巻いていくこと。
指が分かれている付け根は、
たすきがけして今まで糸を巻いてきた逆の方向に巻くと良いです。
二本足で立っている小鳥を作ってみたい時はぜひためしてみてくださいね。
ご質問・お問い合わせはお気軽にこちらからどうぞ
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