SSブログ

羊毛フェルト ヒヨコが完成するまでー一番苦労したクチバシー【3/4】 [森のことりの小さな専門書]

この記事はブログ「羊毛フェルト・小鳥がいるよ」2012年6月2日付け記事のバックアップです。

7-2.jpg
ヒヨコのクチバシって何色なのか写真をたくさん集めてもかなり、迷いました。
リーメントの食玩のヒヨコは山吹色に塗りつぶしてあります。
キャラクター商品はオレンジ色1色で塗られていることが多いです。
最近になって頻繁に会う友人に「ヒヨコを飼っていたことがある」と聞き、
どんな色だったか聞いてみると、「シャーベットのオレンジのような淡い曖昧な色」
「ピンクも混ざっているかな???」という返事でした。

7-1.jpg
樹脂粘土をクチバシに使っているのですが、練りながらも乾燥が進むような気がして
あとから色を塗ったクチバシ。
このキュピーちゃんみたいな色をしたクチバシ。
自然界に無いような色になってしまいました。
樹脂粘土の特徴なのか、乾くと色が塗っている時よりも濃くなるみたいです。

7-4.jpg
失敗した残骸の数々です。
最初に作ったクチバシは体に比べて小さすぎました。
二回目に作ったものは色がキューピーちゃんになってしまいました。
三度目に作ったクチバシが一番、透明感もあるものに仕上がりました。

7-5.jpg
仮止めするとこんな感じになります。
最終的には少しのアクリル絵の具を混ぜ込んで練った淡い色に落ち着きました。
どんなに探してもヒヨコがツバメのヒナのように口をあけている写真が見つからず
想像で口の中は面相筆を使って塗ります。

7-6.jpg
余談になりますが色を練りこんでクチバシを作ると
あとでヤスリをかける時も同じ色が出てくるので、表面だけを着色するよりもオススメです。
絵の具がはみ出たときや、微調整したい時、形を削って厚みをなくしたいなど時は
紙やすりでは磨きにくいですが、ネイル用のファイルやエメリーボードを使うと、
小さなクチバシも修正しやすいのではないかと思います。









nice!(1)  コメント(9)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 9

nagashime-upame

こんばんは。
はじめてコメントさせていただきます♪
羊毛フェルトの作品を見ているうちにたどり着きました(^^)/
最近になってブログを初めまして、まだまだ不慣れな者です(汗)


私も時々ニードルでチクチクしています。
樹脂粘土+羊毛、チャレンジしてみたいと思いつつ
材料は購入済みなんですが・・なかなか・・^^;
くちばしの残骸など拝見していても大変そうですね・・。

時々拝見させて下さいm(__)m
by nagashime-upame (2012-06-17 00:47) 

森のことり

nagasime-upameさん♪
はじめまして(*^_^*)ノ
御訪問ありがとうございます。
この時に使用した樹脂粘土は
魚肉ソーセージみたいな直径のものが、
ひとかたまりになって二つ入っていたので
余ったものを乾燥させないで
早めに使い切ることも課題になりますf^_^;

しかし、最近では直径1㎝ぐらい、長さにすると10㎝ぐらいの
とても少量の樹脂粘土も販売されているのを知りました。
作品の一部だけに使うとしたら
これぐらいの量を使い切るほうが落ち着いて作れるような気がします(^_-)-☆

またいつでも遊びにいらしてくださいね(*^_^*)/~~


by 森のことり (2012-06-18 10:01) 

nagashime-upame

お返事有難うございます♪

魚肉ソーセージ(笑)のようなスティック状の物ありますね^^。
私が購入したのはエクセレントとグレイスカラーなんですけど
グレイスはおっしゃられているように少量パックでした。
でもまだ使った事がなくて(゚ー゚;A

やはり速乾性があるんですか。
紙粘土程度に考えていたんですけど・・・
計画的に使わないともったいないですね。

貴重な情報有難うございました(*'-'*)ノ

お言葉に甘えて・・・
孵化したての小鳥ちゃんたち、また拝見させて頂きま~す!



by nagashime-upame (2012-06-19 22:09) 

森のことり

nagasime-upameさん♪
包みを捨ててしまいましたが
私が使っている樹脂粘土も「グレイス」だったと思います。
私は1日ぐらい自然乾燥させています。
すぐに乾くことはないのですが硬くなると再び使うことはできません。
余った場合はラップで空気が極力入らないように密封して
タッパーに入れています。
水分を含ませたコットンを一緒に入れて冷蔵庫に入れる方法もあるそうですが
やはり早い目に使い切るのがベターです。

紙粘土は一度、硬くなっても水につけておくと元にもどりますが
今度は柔らかすぎて扱いにくかった記憶がありますf^_^;
何十年も前のことなので、現在の製品がどんな性格のものか
わかりかねます。

透明感や薄く延ばせる点では樹脂粘土は優れていると思います。
グレイスは硬化しても鳥のクチバシのように
心なしか少し柔らかい感じがするところも
気に入っています(*^_^*)
固まった時の質感の違いが粘土の種類によって違うようなので
好みのものを探して試してみるのも楽しいですね(^_-)-☆
by 森のことり (2012-06-20 04:32) 

nagashime-upame

コメント有難うございます(@^^)ノ

冷蔵庫ですか(゜o゜)ワオ、夏場の保管対策にもなりそう。

透明感、薄く延ばしても大丈夫、、となると色々な表現が可能になりますね♪
おっしゃられるように、シャープ過ぎずやわらかい感じもいいですね。
ちょっと楽しみになってきました(*^_^*)

先程作家さん?!の樹脂粘土の作品も見ておりましたが・・・お上手で(汗)
すごいなーと思いながら見ておりました。
細かな表現もできるようで・・動物も可愛いですが、お人形も魅力的♪

森のことりさんのお写真、見ていてとてもほのぼのします♪
さわやかーで、生花や植物と小鳥さんたちは、とっても相性いいですね。
私は両生類作っていますが^_^;水の中に入れるわけにもいきません(笑)

ヒナ鳥さんたち愛いらしい('-'*)☆
10年程前ですがセキセイインコ飼っておりまして、ちょっと思い出します。


いろいろと、
手前勝手な質問にお付き合いくださいまして大変恐縮ですm(__)m


実際に試してみないとやはり解らないこともたくさんありそうで、
樹脂粘土も色々試してみますね。

ご指導有難うございます('-')☆。
by nagashime-upame (2012-06-21 22:34) 

森のことり

nagasime-upameさん♪
いえいえf^_^;
知っていることをお話ししただけで
お役に立てたら光栄です(^_-)-☆
こちらこそたくさんコメントいただいてありがとうございました(*^_^*)

両生類をお作りでしたらアマガエルが見られる場所で
濡れないように撮影されても
nagasime-upameさんの作品、可愛いと思いますよ(^_-)-☆
今なら紫陽花の葉っぱの上とか良さそうですね(*^_^*)v
実際にその動物たちがいそうなところなら
作品たちが嬉しそうに見えるような気がします( ´艸`)♪
お互いに、羊毛ライフ楽しみましょう\(^_^)/
いつでも遊びに来てくださいね(*^_^*)v
by 森のことり (2012-06-22 13:42) 

うぱめ

作品見て下さって有難うございます(^^*)
キャラクターに無理がある様な気もしておりましたが
森のことりさんのお言葉に救われます☆

今の時期は雨に濡れて新緑も青々と綺麗に見えますね、
梅雨空の下の紫陽花も映えてとってもきれい^^
紫陽花と葉っぱのコラボも爽やかでいいですね♪~
生花は難しいのですが…造花で(笑)…やってみますね!




by うぱめ (2012-06-28 23:56) 

森のことり

うぱめさん♪
見上げているウーパールーパーちゃん、とっても可愛いですね(*^_^*)v
小鳥と一緒にしてはいけないかもしれませんが
「ごはんちょうだい」って訴える時の仕草って
一緒に暮らしている子は
うぱめさんが作られているように
見上げるようなあどけない瞳を向けますね( ´艸`)♪
うぱめさんがお好きな対象を作られるのが一番生き生き作れると思います(^_-)-☆
見る人が色んなことを思っても
色んな物差しがあるのだと私は「年の功?」で開き直ってますf^_^;
そうすることで作り手は鍛えられると思っています(*^_^*)v
by 森のことり (2012-06-29 22:13) 

うぱ目

御無沙汰しております。

見る人により、色んなもの差しがあるというのは納得です^^;
表現する側とそれを鑑賞する側のジレンマは永遠のテーマでもあります。
作り手としてはまだまだですが、
"鍛える"のお言葉、念頭に置いて、作り手として
少しづつですが、精進して行きます(^^)/

お返事遅くなりましたが
ここまでコメントなどお付き合い下さり有難うございます。^^。
ことりさんの作品も又拝見しにおじゃましますね♪

それではおやすみなさい。

by うぱ目 (2012-07-08 23:07) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。